エビータ

  • C|プライベートで東京に行くことになったので、当然ミュージカル鑑賞を計画。当該日は選択肢はそこそこあったのですが、語感も似ているエビータかアイーダにしようと(笑)。どっちか迷ったのですが、基本(?)を押さえようと思い、エビータにしました。ところがその後福岡シティ劇場にエビータが来るというので、だったらアイーダにすればよかったとちょっと後悔しました。実はエビータは初めてです。キャストは私的にベストでした。久々の野村玲子さんと芝清道さんです。シーン的には軍人の椅子取りゲームのシーンとプラカード持って行進するシーンが一番はまりました。しかしプラカードに書いているのが漢字でしかも昭和のデモ隊がいかにも書いていそうな書体が、私をアルゼンチンから急速に日本に引き戻してくれました。これは何とかならなかったかなあ。全般的にはなんとも収まりが悪い作品という印象です。映画は淡々としたフランス映画や前衛的な映画も好きなのですが、ミュージカルはそこそこおさまりのいいものでないと自分には合わないのだなということを発見しました。エビータのエンドはどうも収まり悪いです。映画版のシェルブールと同じくらい収まり悪い。でもこれは演出や演技のせいでなく、原作のせいだと思いますが...