ロボット2.0

 その中でもトンデモロボットインド映画の続編です。単独でも楽しめますが、ちょいちょい前作が気になるところもあるので、できれば、前作の記憶があるところでの視聴がいいかも。インド映画なのでおすすめできる見方ではないですが、前作とセットで視聴るのもありかも。
 インド以外での上映も意識してか、インド映画独特のフォーマット(ダンスシーンてんこ盛りだったり、宗教的というか哲学的というかそういう片鱗がちょいちょいある感じなど)が最小限になってます。私は割と独特のフォーマット好きなのですが、おいてけぼりくう人もいると思うので、この工夫もありかも。実際、この映画ではフォーマットから来るインド映画臭さは抑えが効いていた気がします。別の点では臭いますが(^_^)。
 SFXてんこ盛りです。そして、SFXをこれでもかとみせたいのでシーンシーンでかなり長いです(一番最初の劇場版スタートレックエンタープライズをなめ回すかのような長尺を思いだす)。長い上にDVDでの視聴なので、アラは目立ち、チープ感もかなりのものです。
 設定がなんともトンデモな感じ。携帯がなんで勝手に飛んでいくのだろう...。なんだか違和感バリバリでインターミッションまで。インターミッションはありました。これはインド映画お決まり。
 インタミッションあけは、まさかのこれもインド映画でよく見かけるかなり長い回想シーン。しかもここまでの作風とはうってかわった社会派。この感じ、よきインド映画のフォーマット、ここの深遠さがいい感じ。このシーンでこの映画の評価がちょい上がります。しかし、回想シーンあけると... バリバリ違和感ある展開に引き戻され、怒濤のラストまで。とはいえ、ひきつけられて見てしまいます。
 エンドは少し回想シーンの余韻を出しつつの、ここでまさかのダンスです。ただ、エンドにダンスは割と違和感ありませんね。
 ラジニ。未だ衰えず。これはうれしいこと。冒頭の「スーパースターラジニ」もメカニカルですが健在。
 SFであり、社会派であり、おそらく監督の意図に添った笑いと意図に添わない笑いもありのてんこ盛り映画。その意味では典型的なインド映画ともいえますね。

  • ログ
    • 200407(火)@DVD
    • ひさびさのインド映画。その中でもトンデモに属するロボットの続編です。
    • インド映画お得意のダンスシーンは最小限。SFXてんこ盛りです。DVDでの視聴なのでアラは目立つのですが、チープ感はやっぱりありますね。しかし、テクニックがどうのこうのという以前に、設定がなんともトンデモな感じ。携帯がなんで勝手に飛んでいくのだろう...。なんだか違和感バリバリでインターミッションまで。インターミッションはありました。これはインド映画お決まり。
    • インタミッションあけは、まさかのこれもインド映画でよく見かけるかなり長い回想シーン。しかもここまでの作風とはうってかわった社会派。この感じ、よきインド映画のフォーマットといえます。このストーリー部分の深遠さがいい感じ。ここでこの映画の評価がちょい上がります。
    • しかし、回想シーンあけると... バリバリ違和感ある展開に引き戻され、怒濤のラストまで。とはいえ、ひきつけられて見てしまいます。
    • エンドは少し回想シーンの余韻を出しつつの、ここでまさかのダンスです。いえ、エンドロールにダンスは割と違和感ありません。しかし、インドの人はこれで納得できるのだろうか。
    • ラジニ。未だ衰えず。これはうれしいこと。冒頭の「スーパースターラジニ」もメカニカルですが健在。
    • SFであり、社会派であり、おそらく監督の意図に添った笑いと意図に添わない笑いもありのてんこ盛り映画。その意味では典型的なインド映画ともいえますね。
    • 210602(水)@DVD
      • 入院中ベットでの視聴。インタミッションありの映画なので、かなり体力いりますね。面白いけどね。前作のストーリーとか忘れてて、ちょっと勿体ない。しかし、セットでみるならかなり時間が必要。ということは体力も必要。そういう点では入院中にはおすすめできないかもね。