ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

  • 副題は勇ましいですが、どちらかというとそこに至る葛藤などが中心に描かれています。ヒトラーとどう向き合うのかという映画が多いのは、ヒトラーなるものが巷を覆っていることの象徴とも。
  • 最後まで闘うというところにぐっとくるのですが、これ、一方で危ない感情かもと思い直す自分もいたり(おそらく当時の日本もそういう信念があっただろうし、ドイツもそうだったでしょう)。侵略する側、される側、いずれも信念に従って最後まで闘うという心情はもつものなんでしょうね)。こういう心情に共感するところもあれば、あぶないと思うところもあったり、その葛藤と、チャーチルの闘うのか和平かの葛藤はちょっとパラレルな感じがしました。
  • そんな中、国王がチャーチルの家を訪ねてくるシーンと地下鉄のシーンがなんだかジーンときました。後者は国民の生の声を聴くというところも大きいのですが、どっちも弱音をはいているところがなんだかよかった気がします。
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    • 180412(木)@伏見ミリオン座
      • 副題は勇ましいですが、どちらかというとそこに至る葛藤などが中心に描かれています。ちぇっと前にみた映画のデジャブかとも思ったり。ヒトラーとどう向き合うのかという映画が多いのは、ヒトラーなるものが巷を覆っていることの象徴とも。これもあの映画を思い出します。
      • 最後まで闘うというところにぐっとくるのですが、これ、一方で危ない感情かもと思い直す自分もいたり(おそらく当時の日本もそういう信念があっただろうし、ドイツもそうだったでしょう)。侵略する側、される側、いずれも信念に従って最後まで闘うという心情はもつものなんでしょうね)。こういう心情に共感するところもあれば、あぶないと思うところもあったり、その葛藤と、チャーチルの闘うのか和平かの葛藤はちょっとパラレルな感じがしました。
      • そんな中、国王がチャーチルの家を訪ねてくるシーンと地下鉄のシーンがなんだかジーンときました。後者は国民の生の声を聴くというところも大きいのですが、どっちも弱音をはいているところがなんだかよかった気がします。
    • 190115(火) FW
      • やっぱり地下鉄のシーン、ちょい鼓舞された。