生きる

  • 190306(水)@エアチェック
    • このミュージカルをみるために映画を先ずみました。市村正親バージョンをまず視聴。最初はなんとも入り込めない感じだったのですが、2幕からはなかなかののめり込み。振り返るとこれはよく計算された演出ではないかと感心。主人公がまさに生きることになったことを2幕で演出したのだろうと。演出で面白かったのは、映画では通夜の席上で関係者の会話中心に展開するところを演じる形で展開させたこと。その方がミュージカルっぽいです。ちょっと「ウェストサイド」を連想するようなシーンもあったりしました。やはりブランコのシーンはいいですね。極めて日本的な美がそこにある感じがしました。市村さんはちょっとスクルージを連想するところありました。役柄の方向性は違うものの、大きな出来事をきっかけに生き方が180度変わるという意味でもちょっとにてるところもあるかなと。当初思ったよりは好印象の鑑賞感でした。