マルタのやさしい刺繍

  • スイスの田舎のおばあちゃんが若い頃の夢であったランジェリーショップを開店する話。スイスのきれいな風景と狭い田舎だけに保守的な考えを押しつけてくる共同体の人々が好対照です。しかも保守的なのはどちらかというと男性。この保守のヘッドみたいな人、どっかでみた気がするけど思い出せない(保守的なことを押しつける人ほど影で自己矛盾を起こしているところがなかなかよい皮肉でした)。どかっでみたといえば、アメリカ帰りを自称するよき理解者のおばさん。この人もそうなんだけどこのような設定の役の人が出てくる映画をみたような。いっぱいデジャブに出会いました。1つ解せない点。牧師がなぜ最後、マルタの作った旗を掲げたのか。ここだけまだ了解不能。とはいえ、よい映画でした。/ 20081223(火)B ソラリアシネマ