夢のチョコレート工場

bigbrotherapple2007-02-09

  • チャーリーとチョコレート工場」の元ネタです。シュールでした。でもいろいろと発見も。まず、ミュージカルであることにみて初めて気づきました。また、いくつかのミュージカルナンバーはすでに各所で聞いており、実はそれなりに知名度のある曲であることも初めて気づきました。「チャーリーとチョコレート工場」は比較的元ネタに忠実であったこと(「チャーリーとチョコレート工場」をみた時、なんてシュールなんだと思って、これはティム・バートンの趣味でこのようになったのだろうと思っていたのですが、実はもともとシュールだったということ)。シュールなのはセットの造形や画面の色彩などの印象も大きいのですが(お菓子の庭が特に。チョコレートの川は劇中の人物がいうように工業廃水のようでした)、もっともその印象を強めるのはウンパルンパでしょうね。新しい方のウンパルンパはきもかわいいともいえるのですが、こっちのウンパルンパは不気味である意味怖いです。誰が設定を考えたのかわからないけど、ある意味人智を超えています(笑)。このウンパルンパの存在がブラックな要素を相当強めていると思います。ターゲットは子どもなはずだけど、ウンパルンパをみたら泣き出すのではないかと思うほど。こっちの映画を「チャーリーの...」の前にみたら完全にノックアウトされていたと思います。「チャーリーの...」を先にみたので、多少免疫ができていたから、インパクトが弱められたかな。なお、主演?のジーン・ワイルダーは実は「プロデューサーズ(オリジナル)」に出ていました。/ 20070209(金)レンタルDVD B