ウィーン版 エリザベート20周年コンサート

  • 121021(日)#B 初めて観劇のためだけに遠出しました。その演目が「レミゼ」でなく「エリザベート」なのが自分でも意外ですが、ウィーンのキャストでのコンサートとなれば、やはり行かなくてはなりません(笑)。マテ・カマラスは2度目。1回目は日本語のうまさにびっくりしましたが、今回はドイツ語。そして宝塚化したトートでなく、向こうの男っぽいトートです。黒主体に青の衣装も映えます。そして、エリザベートといえばマヤ・ハクフォート。1幕最後の額にはいったエリザベートは、すごくきれいでした。こういう感動の仕方しない私ですら、「すごくきれいだ」とみとれてしまったので、よっぽどです(笑)。さて、今回のエリザベートはコンサートとあるように、舞台装置は最小限です。が、衣装は着けています。あまり振り付けはないかと思ったらこれはありましたが、それだけに歌と演技に集中できる感じがしました。ジャポネスク版ジーザスクライストスーパースターの時と似た印象です。こういうのもありかなと思いました。最後にカーテンコールですが、拍手が鳴り止まないとはこのことかという位、何度も幕が上がりました。指笛もなりつつ、最高の盛り上がりをみせ、とても充実した観劇でした。@梅田芸術劇場