コーラスライン
- 今回配役のリストを押さえる事を忘れてしまいましたが、演出家の人、「李香蘭」の時、血気盛んな青年将校で丸坊主にしていた役者さんだと思います。あの役、インパクトあり、NHKで放映された時のビデオを何度もみているので強烈に印象に残っているんですよね。なので、どうしてもそれがだぶって見えてちょっと困ってしまいました。まあこれは私の要因ですが（笑）。この作品は明らかに舞台の出来がいいです。ずっとオーディション参加者の独白ですすみますが、舞台は1人の独白が他の人のそれを呼び、折り重なってすすんでいる感じの演出がすごくいいです。舞台の次にいいのは最近公開されたドキュメント映画ですね。あれはある意味リアルなオーディションのリアルな参加者を見せてくれるところがいいのでしょう。なお、心理臨床の本でエンカウンターの解説としてこの作品があげてあったけど、独白だけでなく、折り重なるようにそれそれの独白が紡がれているあたりも含めて、全くそのような印象をもちました。しかしやはり2時間以上休憩なしで芝居をみるのはきついですね。役者はもっときついとは思いますが。｜091123（月）自由劇場 昼 2F 5列 25番
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