ジョゼと虎と魚たち
- 人から薦められた映画は、だれに薦められたかというのがとても大きいです。この映画は、大切な友人から薦められた（しかも2回も）ものです。しかも、最近、少し遠くへ行ってしまったのであまり頻繁にあえなくなったりもして、そういうのがあって是非観なくては思いました（この映画、実は田中麗奈主演の大学生の引っ越しを描いた別の映画「きょうのできごと」と混同していました）。薦められた映画を観る場合、最初は少し退いて観て、徐々にのめり込む感じになるのが、もっともよいパターン。この映画はそんな映画でした。なんだか、不思議な人がいっぱい出てきてそれもいいのですが（特におばあちゃん、たぶん男でしょう）、なんともいえない、リアリティーとファンタジーがうまくミックスされて、ふわんと切ない感じに仕上がってます。なんか春にあう映画。これからも何度か観るごとに印象が微妙に変わる予感がする映画。/ 2005.4.9 DVD
