旅の贈りもの 0:00発

  • 061021(土)#B @シネサロン・パヴェリア
    • この秋は鉄道がらみの映画が結構ありますね。そのうちの1本がこれ。チラシからしてEF58だし、なんとなく鉄分の高い人は気になる映画では。しかし、多くの鉄道を使った映画がそうであるように不完全燃焼な印象。見終わった感じは悪くないです。確かに癒される部分もある(そもそもこういう系統の映画は好きなので)。しかし、なんとなく読めた感じのストーリー展開だし、たとえ先が読めてもそれを忘れ去れるような感じの映画もあるけどまあそれもない。着眼点はいいけどなんとなく中途半端な印象です。
    • 中途半端といえば、行きに使用したEF58の牽く客車列車ですが、最後尾にマイテ49という私にとってはあこがれの客車を牽いておきながら機関車含め3両編成。せっかくのマイテなのに... 山口号の客車を使っているのだからそのまま5両編成くらいにしればいいのにと思ってしまいました。終着駅が電化されてないのにEF58が牽いていること以上に編成が気になりました。一方で帰りの山口鉄道部のキハはすごくいい感じでした。キハがなかなかはえた「鉄道員」にも負けないくらいだったと思います。紅葉に黄色のキハは絵になります。鉄道関係では実は地元の戸田駅が出てきました。別の駅になってましたが(笑)。こういうのは割とうれしいものです。
    • さて、後は役者について。これはなかなかいい人選だったように思います。まずは大滝秀治。いいです。梅津栄。演技がはまってます。細川俊之。今までとは違うイメージの演技でしたが新たな一面を見た気がします。櫻井淳子。わりと好きな女優さんですが、今回の演技は気にならなかったです(これはほめ言葉です)。ただし、多岐川華子に関してはちょっとなあと思いました。ある意味難しい役であまり経験のない彼女には酷だったと思いますが、等身大の演技と演技しないで地でいくのは別。どうしても後者にしか見えなかった。しかし、そこ以外はいいキャスティングだったと思います。このようにいい素材がそろっているのに十分に生かし切れてない映画で本当にもったいないです。
  • 160524(火)#B @DVD
    • 誰かに必要とされていることに気づくことの意味を考えました。先にも述べてますが、割役が一流だらけなのに主役がねえ。