コルテオ

  • C|本当に近くでやってきたのでこれはいかないとともいました。なんだかもの悲しいというかアンニュイな雰囲気がただようピエロの死がテーマの舞台です。サーカスといえば観に行きたいけど怖いというイメージが子どもの時に形成されていますが、その怖さを取り除いてアンニュイさや異邦人感覚を強調した感じというえばわかってもらえるでしょうか。演目それぞれは決して通常のミュージカルのようなつながりはありませんが、通底する雰囲気を活かしつつ緩くつながっているという感じで展開していきます。テントでの公演なのですが、半円に区切ってあたかも劇場のような体裁の舞台装置が斬新でよかったなと思います。これはやられたという感じでした。シルクドソレイユの舞台は始めてみましたが、幻想性とアクロバットがなかなかな感じで融合ているなあと思いました。ミュージカルよりもバレイに近いかもなあとも思ったり。@福岡ビックトップ|100328(日)