義経千本桜

  • はじめての歌舞伎体験です。そういえば大学の同級生がバイトをしては歌舞伎にいってたなあというようなことを思い出しながら劇場へ。開設してくれるラジオのようなものを借りました。これがあったのでかろうじて楽しめた感じ。3幕構成で、義経がタイトルに出ているのに狐が主役。狐が出てくる2幕は中村獅童でした。ストーリーというよりも別のところで楽しめた感じです。まず、しゃべりが緩いので時間がゆったり過ぎてゆきます。といって退屈しそうになるとそれなりに面白いシーンが入れてあるので、退屈はしません。1幕目は弁慶の「イモ荒い」。2幕目は「狐登場」。3幕目は「早変わり」「宙吊り」。まじめなんだかいいかげんなんだかよくわからないストーリー展開だし。もしこの作品が歌舞伎の標準値的なものならば、歌舞伎はなかなか面白いジャンルかもと思いました(でも、おそらくそうではないのだろうとは思いますが)。/ 200509.10(土)C 博多座にて