007 死ぬのは奴らだ

 ロジャー・ムーアの007デビュー作。かなりおさまりがよく、自分が初めて見た007は彼だったのだろうなとおもった。初代のボンドは男臭い。英国紳士っぽい諜報部員という意味ではロジャー・ムーアはハマってます。
 合間合間にコミカルなシーンが挟まるので見やすくなった印象。
 ブードゥー、タロット、オカルト的要素が映画全編の雰囲気作りに貢献。ヘビはちょっと苦手だけどね。
 モーターボートでのチェイスは私にしてはかなり楽しめました。
 短編+本編+短編の構造はやはり維持。最後の最後のシーンは続編ありの意味なのか。
 ちょっと荒唐無稽のガジェットが本格的に導入されてきた気がする。